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【知名度低い】社会保険労務士ってどんな資格?受験資格や将来性は?

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はるお
社労士?全然知らない。どんな資格なの?これから資格を取るのはあり?資格を取った後の将来性はあるの?

 

こんなお悩みを解決いたします。

 

本記事の内容

  • 社労士ってどんな資格?
  • 社労士の受験資格や難易度、将来性は?
  • これから社労士を目指すならこんな方がオススメ!

 

本記事の著者

  • 複業×投資=複利で人生を豊かに過ごす社労士。
  • 副業で社労士事務所を開業して月商20万円を達成。
  • Twitter(@paykoya)で情報発信しています。


皆さんは社労士という資格をご存じですか?
正式には「社会保険労務士」と言います。

人に出会った際に名乗っても知らない方が本当に多い知名度の低い社労士。

実際に社労士である私が実感しているので間違いないです。
ぺいこや

自分で言うのも何ですが、実は知名度の割には「難関資格」と言われたりもします。今回は社労士の仕事内容や、私が思う将来性について分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

 

こんな方におすすめ

  • 社労士という資格のことを全く知らない方
  • 社労士の資格を取得してみたいと思っている方
  • 社労士の将来性について気になっている方

 

社労士ってどんな資格?

社労士は、弁護士や税理士と同じ「士業」と呼ばれる業態に分類されます。

お客様は個人ではなく会社であることが多く、会社を経営する上で必要不可欠な「ヒト・カネ・モノ」の内、ヒトの専門家であると言われています。

社労士の資格を取ると主に以下の3つの仕事ができるようになります。

 

  1. 労働保険や社会保険の手続き代行
  2. 労働社会保険諸法令に従う帳簿書類の作成
  3. 労務相談・コンサルティング

 

①~③を読んでも、まだなんとなくイメージしづらいと思います。

例えばみなさんが会社に入職したり転職すると、健康保険証が届きます。
その際の健康保険証の発行手続きや、失業保険で馴染みのある雇用保険の手続きなどをします。

賞与を支給した際に届出をしたり、労働保険料の申告を行ったり、会社のルールブックである就業規則や各種規定を作成する業務も行います。

ポイント

ちなみにこうした手続きは、会社の経営者や担当者が行っても問題ありません。社労士は専門家として、報酬を得て上記を「代行」することができます

その他にも会社の賃金制度をコンサルしたり、経営者の従業員に関する悩み相談を受けたり。

年金も社労士のカバー範囲です。個人の依頼を受けて障害年金を受給するためのお手伝いをする専門の社労士もいます。

このように社労士の仕事内容はとても幅広く、会社や人に感謝していただけるやりがいのあるお仕事です。

 

社労士の受験資格は?

社労士試験の特徴として「社会人の受験生が多い」ということがあります。

税理士や弁護士は馴染みがありますが、社労士という資格は社会人になってから知る方が多いからです。私もその一人でした。

受験資格を簡単に申し上げると、

  • 短大・専門学校卒以上
  • 実務経験3年以上
  • 別の国家資格を既に取得している方

ご興味のある方は社労士試験のオフィシャルサイトで掲載されていますのでご確認ください。

 

社労士の難易度は?

合格までの時間はおおよそ1000時間と言われています。ただ1000時間というのは合格までの目安を1年とした時間です。年に1度の試験に落ちると更に時間がかかります。

私は1度落ちて2年半勉強したので合計2500時間ぐらい勉強したかもしれません…笑
ぺいこや

自分の周りでは最短4ヶ月、最長6年ぐらいで合格した方がいました。合格までの期間によって勉強時間は人によって様々と言えます。

試験は毎年8月の暑い時期に1日かけて行われます。
午前と午後に分けて選択式試験(80分)と択一式試験(210分)を行います。

長丁場でなかなか辛い試験です。

毎年4万人弱の方が受験をしていて 過去5年間の合格率は約3~7%程度で推移しています。

 

社労士の将来性は?

社労士に限らず、士業はAIにとって代わられる「斜陽産業」と言われています。
需要が徐々に減っていく業界という意味です。

なつこ
え~、ダメじゃない。社労士は目指さない方が良いってことよね?
いえ、そうとも言えないと私は思っています。
ぺいこや

確かに書類作成や提出などの事務作業はAIに取られてしまうかもしれません。しかし会社に働く人がいる限り、社労士の仕事が無くなることは無いと思います。

むしろ働き方改革の推進や新型コロナの影響でテレワークが急加速していて、あり方を変えなければいけない会社が増えてきています。

またインターネットの普及で従業員でも労働法に詳しい方が増えており、経営者と従業員のトラブルが増えてきています。

こういった変化に対応するために社労士がお手伝いする必要があるので、すぐに需要が減ることは考えづらいと感じています。

 

これから社労士を目指すならこんな人がオススメ!

大変な思いをして社労士の資格を取得したら、せっかくならその苦労以上は稼ぎたいですよね。

社労士はそれなりに高い単価で仕事を受注することができます。また顧問契約の仕事を受注できればストック収入(継続して毎月お金が入ってくる)を得ることができます。

これから社労士を目指すならこんな人がオススメです。

  • 人とのコミュニケーションが好きな人
  • 行動することができる人
  • 何かに特化することができる人

 

人とのコミュニケーションが好きな人

社労士は事務手続きのイメージが強いので事務仕事だけしたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

ただこれからの社労士は経営者や従業員と密にコミュニケーションを取ることがますます増えていきます。人とのコミュニケーションが好きな人が目指すことをオススメします。

 

行動することができる人

社労士で稼ごうと思うと営業・交渉・問題解決は必要不可欠です。

営業力・交渉力・問題解決力は誰しも最初から持ち合わせているものではありませんので、すべて失敗しながら試行錯誤して身につけていく必要があります。

私は何事も行動することができる人が成功すると信じています。

 

何かに特化することができる人

社労士は毎年2000人前後の合格者が出ています。毎年それだけライバルが増えるということです。すでに開業している先輩もたくさんいます。そんな中で特徴が無く「社労士です」と名乗るだけでは仕事をしていくのは難しいです。

業界特化【運送特化、医療特化、IT特化など】やジャンル特化【就業規則特化、助成金特化、年金特化など】や値段特化【他と比べて特別安くてお得など】、何か工夫していかなければ選んでいただけません。

受験する前から「自分が合格したら○○特化でやるんだ」と決めておくことも大切だと感じます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

仕事をしながら勉強をするのは本当に大変です。

資格を取得することがゴールではないので可能な限り最短ルートで合格したいところです。資格については別の記事でもまとめています。ぜひあわせて読んでみてください。

資格取得は必要なこと?資格取得で得られる本当のメリットとは?

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私はこれから社労士を目指している方を心から応援していますし、少しでもお役に立てることがあればと思っています。お気軽にコメントやTwitter(@paykoya)でご連絡いただけたらうれしいです。

私は社労士を副業にして月商20万円を達成することができました。

今後は社労士試験の勉強のことや、資格を活用して副業する際に稼ぐコツなどを記事にしていきたいと思います。この記事を読んで社労士に少しでも興味を持っていただけたら何よりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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